「運動をすると、心機能が上がります。すると心経が緩み、足の親指の内側から出て、脚の内側を通り、鼠蹊部を通って、脇の下の少し下のところに達し、そこで折り返して背側斜め下で終わる脾経という経絡が連動して緩みます。脾経が緩むと全ての経絡が連動して緩むので、体力が上がります。この原理を応用したのがインターバルトレーニングです。」

「運動して心機能が上がると、脾経が緩んで、心経を含む全経絡が緩むのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。心機能が上がることによって、経絡の反応でさらに心経が緩んで心機能が上がるので、インターバルトレーニングは効果が高いのです。」

「それで心経が極端に緩んでいる渋野日向子や久保建英が運動をすると内臓の機能が大きく上がると考えたのですね」と町会長。

「まあ、そういう考えも頭をかすめはしましたが、スポーツで陽なのは卓球だけです。卓球をやると体が緩みますが、それ以外のスポーツをすると、体が縮んで老化が少し速まります。経絡的には、ゴルフは腰に問題が生じるという特徴を持ったスポーツなので、ゴルフで体が緩むというのが考えにくかったのです。」

「卓球以外のスポーツをすると体が経絡的に縮むのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それではゴルフで体が緩むというのはありえないことになりますね」と町会長。

「そう思っていたのですが、渋野日向子は軟式野球でピッチャーをしていたのです。」



「軟式野球のピッチャーなら運動量が大きいので、肥田式をしたときのよう体が緩むということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。二人はスポーツをすることで、僕が肥田式をしたときより体が緩むのです。渋野日向子が今でも軟式野球をするのは、ゴルフより運動量が大きいので、体が大きく緩むからだと思います。」

「なるほど。渋野日向子の謎が解けて良かったですね。ところで、渡辺さんがやっている卓球では渋野日向子のような経絡的進化をした人はいないのですか」と町会長。

2019/11/20